トーラスの炎（グインサーガ148巻）

2009年に栗本先生が亡くなられて13年。いよいよグインは150巻目前

「トーラスの炎」

「ドリアン王子が攫われたとの知らせを受けたイシュトヴァーンは、急遽クリスタルを出てイシュタールに引き返す。旧モンゴールの徒が、ドリアン王子をアムネリスの血を引く正統なゴーラ王として擁立し、トーラスを占拠してイシュトヴァーンの王権を否定したのである。ついに上がった反乱の狼煙に、イシュトヴァーンは激怒し、自ら軍を率いてトーラスへと進軍する。モンゴールのかつての都、トーラスに戦火の嵐が迫っていた（内容紹介より）」

前巻から随分、間があいたのでこのまま休止なのかなと心配してたけど、何とか刊行されました。栗本グインじゃないグインはグインサーガじゃないと思っていたけど、最初のアンソロジー的な形で出版された時はそんなに感じなかったけど、いざグインサーガとして再開した時は拒否反応が強かった…でも続きは読みたいという我儘な反応で（笑）。で、今は続きが読める嬉しさでいっぱいというね。

で、今回のグイン148巻。前巻であの人が復活して、更に話が進んで古代機械絡みの話になるのかなと思いきや、今巻はタイトルにもあるようにトーラスが舞台。旧モンゴールの皆さんがドリアン王子を攫ってイシュトに反旗を翻す展開。あぁ嫌な予想しか出来ない。まさかの展開にはならないよね。

五代グインに慣れてきてあっという間の読了だけど、そろそろガイド本が欲しい。今現在のグイン年表が欲しいなぁ。次巻も楽しみだけど、最終的に何巻まで行く予定なんだろ。死ぬまでに完結は読めるんだろうか(^_^;)

トーラスの炎 グイン・サーガ (ハヤカワ文庫JA)

• 出版社/メーカー: 早川書房
• 発売日: 2022/11/02
• メディア: Kindle版

闇中（あんちゆう）の星　グイン・サーガ147 (ハヤカワ文庫JA)

• 出版社/メーカー: 早川書房
• 発売日: 2020/07/02
• メディア: Kindle版

タグ：本

Twitterまとめ投稿 2022/11/06

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