ペスト

今こそ読むべきじゃないかと。

ペスト

「アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編（内容紹介より）」

正直、今まで読んだことがなかったです（自称活字中毒なのに）。新型コロナウィルスのよる未曾有の危機の今こそ読むべきじゃないかと、先週末読んでみた。読む前までは、よくあるパニックモノかと思っていたけど、そうじゃなかった。ペストに襲われた町を淡々と物語ってるのには驚いた。しかも色んな人の描写にも驚いた。ペストと戦おうとするタルー、ペスト蔓延で上機嫌になるコタール、ペストを気にしないでいようとする…色んな人の行動が、現実世界とリンクしてて何か考えさせられるなぁ。ただ翻訳が古くさい（？）のかな、読みづらかったのも事実。まぁこれは仕方ないけど。新訳で再出版してくれないかなぁ～。

ペスト (新潮文庫)

• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2020/04/13
• メディア: ペーパーバック

アルベール・カミュ『ペスト』 2018年6月 (100分 de 名著)

• 出版社/メーカー: NHK出版
• 発売日: 2018/05/25
• メディア: ムック

ペスト (中公文庫)

• 出版社/メーカー: 中央公論新社
• 発売日: 2009/07/25
• メディア: 文庫

「九龍ジェネリックロマンス」1巻

眉月じゅん先生の新作が出てたので買ってきました＾＾

「九龍ジェネリックロマンス」

「此処は東洋の魔窟、九龍城砦。ノスタルジー溢れる人々が暮らし、街並みに過去・現在・未来が交差するディストピア。はたらく30代の男女の非日常で贈る日常と密かな想いと関係性をあざやかに描き出す理想的なラヴロマンスを貴方に――。（内容紹介より）」

舞台は九龍。そして「恋は雨上がりのように」でおっさん世代を鷲掴みにした（笑）眉月じゅん先生の新作とあらば買わざるを得まい。いや買わない選択はないやろ！ってんで買いましたよ。ただ前作のような恋愛ドラマが始まるのか…と思いきや、まだこれからって感じですね。ちょっとミステリアスでなかなか良い感じ。張り巡らされた伏線（と思う）が、今後どうなるか楽しみ。「九龍」という文字に反応する人はぜひ（笑）

はよ続き読みて～＾＾

九龍ジェネリックロマンス 1 (ヤングジャンプコミックス)

• 作者: 眉月 じゅん
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 2020/02/19
• メディア: コミック

タグ：漫画

Twitterまとめ投稿 2020/04/13

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