ペスト [本]
今こそ読むべきじゃないかと。
ペスト
「アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編(内容紹介より)」
正直、今まで読んだことがなかったです(自称活字中毒なのに)。新型コロナウィルスのよる未曾有の危機の今こそ読むべきじゃないかと、先週末読んでみた。読む前までは、よくあるパニックモノかと思っていたけど、そうじゃなかった。ペストに襲われた町を淡々と物語ってるのには驚いた。しかも色んな人の描写にも驚いた。ペストと戦おうとするタルー、ペスト蔓延で上機嫌になるコタール、ペストを気にしないでいようとする…色んな人の行動が、現実世界とリンクしてて何か考えさせられるなぁ。ただ翻訳が古くさい(?)のかな、読みづらかったのも事実。まぁこれは仕方ないけど。新訳で再出版してくれないかなぁ~。
ペスト
「アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編(内容紹介より)」
正直、今まで読んだことがなかったです(自称活字中毒なのに)。新型コロナウィルスのよる未曾有の危機の今こそ読むべきじゃないかと、先週末読んでみた。読む前までは、よくあるパニックモノかと思っていたけど、そうじゃなかった。ペストに襲われた町を淡々と物語ってるのには驚いた。しかも色んな人の描写にも驚いた。ペストと戦おうとするタルー、ペスト蔓延で上機嫌になるコタール、ペストを気にしないでいようとする…色んな人の行動が、現実世界とリンクしてて何か考えさせられるなぁ。ただ翻訳が古くさい(?)のかな、読みづらかったのも事実。まぁこれは仕方ないけど。新訳で再出版してくれないかなぁ~。
アルベール・カミュ『ペスト』 2018年6月 (100分 de 名著)
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2018/05/25
- メディア: ムック
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