SSブログ

骨を弔う [本]

お家時間が長くなった今、また一冊読破…
51jr+3SVChL._SY346_.jpg
骨を弔う

「30年前、本当は何を埋めたんだろう。謎の骨格標本が発掘されたことを報じる地元紙の小さな記事を見つけた家具職人・豊は、数十年前の小学生時代、仲間数人で山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。 しかし、それは記事の発掘場所とは明らかに異なっていた。同時に、ある確かな手触りから「あれは本当に標本だったのか」との思いを抱いた豊は、今は都内で広告代理店に勤務する哲平に会いに行く。最初は訝しがっていた哲平も、次第に彼の話に首肯し、記憶の底に淀んでいたあることを口にする。リーダー的存在だった骨格標本埋葬の発案者・真実子の消息がわからないなか、事態は思いも寄らぬ方向に傾斜していく。(内容紹介より)」

面白かった。話はS・キングでもよくある昔、何かをやらかしてて、それが今になって…系の作品。何かをやらかしたのは分かるんですけど、前半は各章にそれぞれの描写があって、なかなか頭に入ってこない(笑)。でも中盤からの謎解明ステージに突入してからの盛り上がりは凄い。そしてラスト。あぁそうきたか!って。これはちょっと予想してなかった。あれだけ重くるしい雰囲気が…って。ちょっと衝撃だったし。面白くて一気読みしちゃったけど、読み終えて思ったのは、本腰入れて読むミステリー作品じゃなく、サクッと読む感じのミステリー系かなって。

ん~宇佐美まこと先生の他の作品もすぐに読みたくなったですね。

これ、映画で見たいなぁ?なってるのかな?


骨を弔う (小学館文庫)

骨を弔う (小学館文庫)

  • 作者: 宇佐美まこと
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/06/05
  • メディア: Kindle版


タグ:
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント