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首都感染 [本]

片っ端から積んでる本読みまくり(^_^;)
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首都感染

「二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現!中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。検疫が破られ都内にも患者が発生。生き残りを賭け、空前絶後の“東京封鎖”作戦が始まった(内容紹介より)」

カミュの「ペスト」に継いで、これまた今読もうと思って…(^_^;)
いやぁ、読みながらビビりまくり。中国から(!)感染が始まって、しかも中国ではワールドカップ開催中なので国家の威信にかけて(面子にかけて?)隠蔽開始。でも封じ込め失敗でパンデミック…と、正に今の状況じゃん。中国が隠蔽してたかどうかは現状では分かりませんが…。そしてウィルスが日本上陸。首都封鎖に向かうけど国民は…と、怖いくらい現実と一緒。でもここからが現実と違ってくる。まぁ当たり前だけど、話を終わらせないといけないからなぁ~。「感染拡大を阻止できませんでした!」って話は作れないから…ですね。そこは小説だから総理をはじめとする人々の活躍で対ウィルス戦争は終結するんですが(ちょっと都合よく行き過ぎてますが)、現実とリンクし過ぎで、ちょっと不謹慎ですが最後までハラハラして読んでしまった(^_^;)

でも10年前の作品と同じ事が現実で起きるなんてなぁ~。


首都感染 (講談社文庫)

首都感染 (講談社文庫)

  • 作者: 高嶋 哲夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: 文庫



首都感染 (講談社文庫)

首都感染 (講談社文庫)

  • 作者: 高嶋哲夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/04/08
  • メディア: Kindle版


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