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「創竜伝」14巻 [本]

16年ぶりの新作!
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創竜伝

「竜の血をひく竜堂四兄弟(ドラゴン・ブラザーズ)の壮大な物語。ノベルス最強の人気シリーズ、待望の最新作登場!!世界の最強国さえ自在に操る巨悪に四兄弟が挑む!
京都の空には異形の怪物や新型兵器、地上には機動隊員やトカゲ兵……京都幕府を誕生させた小早川奈津子と手を組む竜堂四兄弟(ドラゴン・ブラザーズ)に襲いかかる無数の敵。蹴散らせども蹴散らせども奴らは次々やってくる。四兄弟は身を隠そうとある人物を頼って名古屋へ向かうが、そこで目にしたのは「閣下」と呼ばれる黒幕が引き起こした惨劇だった。怒りの四兄弟vs.傲岸不遜な黒幕、苛烈な戦いへ!(内容紹介より)」

余りにも久し振りすぎて(16年ぶりだから仕方ないけど)読み始めから、誰?この人。こんな人いたっけ?って思いながら読んでた(笑)けど、途中から「どうでもいいや!」って感じになっちゃう。いやぁなっちゃん…素敵すぎでしょ。で、相変わらずの4兄弟。創竜伝の特徴(?)だった政治ネタ(風刺)が巻を重ねるごとに多くなってきて、ちょっとうんざりしてたけど、14巻はそこまでなくて(全然ないわけじゃないけど)、あっさり読めて個人的には面白かったかな。再開したアルスラーン戦記やタイタニアがあんな感じで心配だったけど、創竜伝に関してはまぁ良いかなと。でも裏表紙(帯)に来年2020年に15巻で完結とデカデカと。14巻刊行よりそっちが驚いた(^_^;)

当たり前だけど、終わらせるために再開したのかと思うとちょっと悲しい気もしなくもない。随分前に体調良くないって聞いてたけど、復調してきたので未完の作品を片っ端に片付けちゃおうってことかな(生きてるうちにアルスラーン戦記やタイタニアが完結するとは思ってなかったし)…獏さんみたいに終わりそうで終わらない作家さんよりはちゃんと一つづつ完結させる(作品の出来は置いといて)のは良いかなと思ったりして。まぁ獏さんや菊地先生に関しては諦めの境地に入っているけど(^_^;)

田中先生、次は「灼熱の竜騎兵」「自転地球儀世界」「紅いバラ」をお願いします


創竜伝14 <月への門> (講談社ノベルス)

創竜伝14 <月への門> (講談社ノベルス)

  • 作者: 田中 芳樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: 新書



創竜伝 文庫 1~13巻 完結セット (講談社文庫)

創竜伝 文庫 1~13巻 完結セット (講談社文庫)

  • 作者: 田中 芳樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: 文庫


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