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「横溝正史&金田一耕助シリーズ」第49巻 [DVD、BD]


49巻は「女怪

あらすじは「金田一は京都で、学生時代の恋人だった虹子と再開。彼女がママを務めるbar虹子で旧交を温めた。そこで虹子は持田恭平と結婚したこと、戦後に亡くしたことを明かし、相談事を持ちかけようとするるが話さずに別れた。数日後、金田一は等々力警部と京都の周山村を訪れ、すわから貞夫という青年を探してくれるよう頼まれる。翌日、等々力警部と村を散策中に行者姿の男と出会う。手には蜜柑箱を抱えていた。彼は跡部通泰で祈祷師であり、持田の別荘を買い取ったとすわから聞く。その頃、村では墓荒らし事件が起きており…」

「じょかい」と呼ぶのか?「にょかい」と呼ぶのか?…まぁそれはどうでも良くて(^_^;)

なんというか、金田一さんに元恋人がいたという衝撃(?)の事実が明かされる本作。死んだ妹がいたり元恋人がいたりと2時間ドラマ版の金田一さんはプライベートが続々判明してしまいますね(^_^ゞ

そんな設定を追加する時点で、もうね・・・作品の出来は・・・そうなんよね・・・元が短編なんで色付けしたんだろうけど、ね。行方不明の貞夫、墓荒らし事件の犯人、持田恭平の死亡原因、勿体ぶってる割りにはあっさり分かるし。特に持田の死亡原因、あれあそこまで派手に突き出てるなら死亡解剖やなんらかの時点で分かるんじゃ?いくら折れたと言ってもねぇ。時間と共に体外へ出てきたということかな?追加した元恋人という設定も虹子は再婚を考えてる時点で金田一さんと復縁は期待できないし(復縁したらしたで話がおかしくなるけど)、原作通りに「良いなぁ」って思いを寄せるだけで良かったような気がする。そして彼女が事件に巻き込まれて金田一さん頑張る!みたいな。そっちのほうが感情移入できたような・・・、何か金田一さん、醒めてて、まぁ終盤に感情が爆発するシーンはあるんだけど、そこまで盛り上がらなかったなぁ・・・残念

それに事件らしい事件も起きないし、まぁ二人殺されるけど、イマイチ動機が分からないんよね、自殺したって言われた方が納得するし。それに祈祷師の跡部が実は○○だったていう真相も、あまり盛り上がらないし…て言うか唐突過ぎて見てるこっちが「え?」って(^_^ゞ

原作覚えてないから、元恋人の設定以外の違いが分からないけど、もう少しなんとかならなかったもんか。真犯人はいつもの横溝的背景があって良いんだけどね。殺した相手が実は…って展開は悪くはない、悪くはないんだけどねぇ。最後は、金田一さんが見逃したお陰で真犯人は自殺してしまうし(描写はないけど、多分そう)。なんかモヤモヤした気分になる作品でした。ヒロイン役の丘みつ子さんが綺麗なのは良かった、そこはヨシ(笑)

ねじ的(今のところ)ランキング
1位:真珠郎
2位:不死蝶
3位:夜歩く
4位:死神の矢
5位:香水心中
6位:獄門岩の首
7位:悪魔の手鞠唄
8位:本陣殺人事件
9位:ミイラの花嫁
10位:悪魔の花嫁
11位:八つ墓村(2時間ドラマ版)
12位:黒猫亭事件
13位:三つ首塔
14位:迷路荘の惨劇
15位:悪魔が来たりて笛を吹く
16位:水神伝説殺人事件
17位:人面瘡
18位:殺人鬼
19位:犬神家の一族
20位:本陣殺人事件(2時間ドラマ版)
21位:病院坂の首縊りの家
22位:霧の山荘
23位:悪魔の手毬唄(2時間ドラマ版)
24位:仮面舞踏会
25位:死仮面
26位:トランプ台上の首
27位:悪魔が来たりて笛を吹く(2時間ドラマ版)
28位:白蝋の死美人
29位:女王蜂
30位:獄門島
31位:仮面劇場
32位:悪霊島
33位:薔薇王
34位:八つ墓村
35位:魔女の旋律
36位:女怪
37位:呪われた湖
38位:三つ首塔(2時間ドラマ版)
39位:女王蜂(2時間ドラマ版)
40位:不死蝶(2時間ドラマ版)
41位:獄門島(2時間ドラマ版)


横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション(49)2017年 1/1 [雑誌]

横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション(49)2017年 1/1 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2016/12/20
  • メディア: 雑誌



横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション(50)2017年 1/15 [雑誌]

横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション(50)2017年 1/15 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2016/12/29
  • メディア: 雑誌



横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション(51)2017年 1/29 [雑誌]

横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション(51)2017年 1/29 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/01/17
  • メディア: 雑誌


タグ:DVD、BD
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