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証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年 [ガンダム]

これはアイデアの勝利^^
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証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年

「宇宙世紀100年の歴史は、戦乱のなかにあった。もし、文藝春秋がこの時代にあったなら——。地球および地球連邦政府、帰属する各コロニー。ジオン公国の本拠であったサイド3。経済都市である月のグラナダ、中立を標榜するサイド6。そして、各勢力が拠った暗礁宙域、アクシズ、グリプス、スウィート・ウォーター……。一年戦争からはじまる数々の戦争・動乱は、地球圏のすべてをその渦中とした。こうした最前線で、軍事、政治、経済、科学と分野を問わず、文藝春秋は取材を行うだろう。そして、数々のスクープ、取材で明かされた公式発表の裏側にある真実、既存の報道を覆す驚嘆すべき告白など、時の権力の意向とは一線を画し、一貫して読者が求める情報のみを提供する姿勢を持ち続けるはずだ。本書は、「文藝春秋の記事から、主に戦争に関連した記事をまとめる」という形をとった。一部には、のちの時代の視点によって訂正されるであろう内容もあるが、その時代の空気をそのまま空想するという観点から、掲載時期を付記し、掲載する(作品紹介より)」

「宇宙世紀に文藝春秋があったら」というコンセプト…これはナイスな着眼点。よく思いついたなぁ~って。使われている画像(アニメのシーン)も中継画像よりとか○○広報より提供とか…それっぽいのもグッド(笑)。「V作戦をキャッチした」とか「ティターンズの蛮行を糾弾する」とか記事も実にそれっぽい。中には「シャア・アズナブル 美女所長とのアツイ一夜」とか「アムロ・レイ大尉の女遍歴の背後にうごめく思惑」とか下世話なネタ(笑)もあったりで、楽しんで作ったのが良くわかる。こっちもニヤニヤしながら読んじゃう。この宇宙世紀文春はタイトル通り、ネタは1stからNTまで。繰り返し読めちゃう。ずーっと読んでると、ほんとに文春があったかのような錯覚を覚えるけど、動くガンダムと閃光のハサウェイのinformationページで現実に引き戻されてしまいます(笑)。個人的にはinformationのページはいらなかったなぁ~。最後まで宇宙世紀文春で貫いてほしかった。それでもナイスな本には間違いなし。

まさにアイデア勝利。続刊あれば買います^^


証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年(文春ムック) (文春e-book)

証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年(文春ムック) (文春e-book)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/03/08
  • メディア: Kindle版


タグ:ガンダム
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