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「死者殺しのメメント・モリア」 [本]

ちょっと表紙買いしてみまして…(^_^;)
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死者殺しのメメント・モリア

「時を渡り、永遠の命を生きる、少女と死神。二人が巡る、死と葬送の物語。死は平等である。富める者にも貧しき者にも。だが時に異形となる哀れな魂があり、それを葬る少女がいた。モリア=メメント。かつて術師の血を継ぐ王族の姫だった娘。特別な力をもち、今は刻渡りの死神シヤンとともに、あるものを捜して旅をしていた。シヤンのもつテンプス・フギトの時計に導かれ、あらゆる時と場に彼らは出向く。現代ニューヨーク、17世紀パリ、時代と場所が変わっても、そこには必ず、死してなお悪夢を見続ける悲しい亡霊たちがいた――。死は等しく安らかに――祈りをこめてモリアは死者を葬る。永遠を生きる時の旅人がつむぐ、祈りと葬送の幻想譚(内容紹介より)」

アニメや漫画(ゲーム)でよく使われる永遠の命を生きる少女と死神のお話です。でもちょっと最初は独特の表現(言葉選び?)で読み難かった。でもそれを通過したら(慣れたら)「これは良い」と。刺さる人には刺さる作品。取っ付き難かったけど、ねじは好き。タイトルの「死者殺しのメメント・モリア」だけど、主人公の一人の女の子の名前はモリア=メメント。ん?ってなんで逆なのって思ったけど、メメント・モリ(自分が必ず死ぬことを忘るな」「死を忘ることなかれ」)かって思ったときは、京極堂風に言うと、ストンと落ちた感じ(笑)

うまいなぁ^^

映像化して欲しい作品ですね、これも


死者殺しのメメント・モリア (メディアワークス文庫)

死者殺しのメメント・モリア (メディアワークス文庫)

  • 作者: 夢見里 龍
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2021/09/22
  • メディア: 文庫


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