鋼鉄紅女

表紙買い＾＾

「鋼鉄紅女」

「華夏（ホワシア）の辺境の娘、則天（ゾーティエン）は、異星の機械生物・渾沌（フンドゥン）と戦う人類解放軍に入隊する。巨大戦闘機械・霊蛹機（れいようき）に搭乗し、人類を滅亡させんとする渾沌と戦うのだ。霊蛹機は男女一組で乗り、〈気（き）〉で操るが、ペアの女子は多くが精神的重圧から死ぬ。ある密計のため、則天はあえてパイロットに志願し、過酷な戦いに身を投じるが……。中国古代史から創造された世界で、巨大メカが戦場を駆ける。英国SF協会賞受賞の傑作アクションSF（内容紹介より）」

これまた、好みドストライクの作品が出てきた＾＾

読了後は面白かったの言葉しか出なかった。ヒロインは武則天（！）。彼女が人民開放軍に入隊し渾沌とロボット霊蛹機に乗り戦う。この霊蛹機、男女複座型ロボ…男女副座型？どっかで見たような…と思いながら読み終え、あとがきを読むと著者は「ダリフラ」にインスパイアされたという。あぁ納得。内容は近未来SFだけど、五行思想があったり、登場人物の名前も中国史から来てたりと（主人公とかね）、中華風世界観のSF。これがまた高次元で纏まっているので凄いなと。それに中華風世界観も良いけど戦闘シーンの描写も良い。最後の引きも良いの！

次が気になるじゃぁないか＾＾

まぁ三角関係が出てきたあたりから、少し雲行きは怪しくなるけどね。でも、そもそも男尊女卑の世界がベースにある（使い捨てパイロットとか）し、主人公の下克上的展開にもなってるので、まぁ良いかなと。面白さが損なわれる訳じゃないしね＾＾

これ、アニメ化か映像化しないかなぁ。

レジェンダリー・ピクチャーズがパシフィック・リム2のリベンジ…とかでって、ないかな(´ｰ`A;) ｱｾｱｾ

鋼鉄紅女 (ハヤカワ文庫SF)

• 出版社/メーカー: 早川書房
• 発売日: 2023/05/23
• メディア: Kindle版

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