「機動戦士ガンダム バンディエラ」6巻

まさかの完結(^_^;)

「機動戦士ガンダム バンディエラ」

「「左利きのザク」の一年戦争譚、完結巻！圧倒的なMSの力で、宿敵・ユーリーを殺してしまったことを思い悩むシモン。だが、彼が生きていたことを知りガンダムのパイロットして自分のなすべきことに気づく。一方、左利きのザクを失ったユーリーはマ・クベがその想いのすべてを託した新たなMSを手にするーーそれぞれの想いを胸に今、幕を開ける。月面都市・グラナダでの最後の戦い。彼らはその戦場に何を見るのかーー！？（内容紹介より）」

5巻でユーリーがマ・クベ大佐から受領したMSは高機動ギャンだとばかり思っていたけど、表紙で思いっきりネタバレ。本を手に取って、本屋さんの中心で「そっちかーい！！」って叫んだガンヲタだよ（笑）。

フラナガン機関で登場した例の爺さん博士のテストを受けたユーリーとセリダさん。ユーリーは「関係ないね」とグラナダに向かうんだけど、セリダさんはお悩み中。ユーリーさんのお役に立ちたいとテストに参加するんだけど、ちょっと唐突かなぁ～（一応、キッカケの描写はあるんですけどね）。そして連邦の宿敵シモンはガンダムに乗る資格ないねって思ってたけど、ユーリー健在を知り決着を付けるぜってグラナダに。ん～、時間軸的にどの辺になるんだ？キシリア閣下はマ・クベ大佐戦死を知ってるみたいだし、戦場はア・バオア・クーに向かってるみたいだし、TV版の時間軸？グラナダで戦闘？グラナダで戦闘ならキマイラ隊がいるんじゃないの？ん～よく分からなくなった（笑）。そんな読者の思惑とは別にグラナダ空域で激突する2人。そこに現れるセリダさん。何かサイコミュ搭載のMSに乗って登場して「ユーリーさんを苛める悪い人」ばりにシモンを攻撃。ユーリーは「キミはそんな事をしちゃだめだ！」的な展開に（大幅に誇張）。結局、ユーリーは…ってエンディングへ。

エンディングは0081年。シモンはある場所に行った帰りにセリダさんに会うんだけど、ちょっと無理ないか。セリダさん、民衆に石投げつけられてるけど、何でそういう状況なの？最後は？？な展開で幕引き。終盤（個人的に）は盛り上がってきたので、ちょっと勿体無かったなぁ～

マ・クベ大佐を再登場させて、高機動型でゲルググじゃないザクじゃない、アレしかないじゃないって状況でズダを登場させるなんて…納得いかーーーんという感想でした(^_^;)

ま、確かにズダも高機動型なんだけどね

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