「血の轍」 16巻

16巻目

「血の轍」

「母子に新たな”関係性”が産まれる！？静一が初めて知るママの過去。訥々と彼女は語る…己の人生がどのように積み重ねられ、どのように失われていったかを。そして静一が抱き続けた疑問ーー「なぜママは、ぼくを”ころした”のか？」その核心に、彼女は、遂に触れる。永い永い夜は明け、二人の関係性は新たな局面へーー（内容紹介より）」

凄い…の感想しかでない。

あの白猫が登場し「かわいそう」と言った静一君のシーンを見て、これで完結だなって思ったけど…まだ終わらない。静一ママの表現が15巻の若い表現から老婆の表現に変わり（静一君がママの呪縛から解放された？）現実を突きつける展開になってしまって、押見先生は凄い。普通の漫画なら16巻の白猫のシーンが登場して「あぁ良かったね、2人とも」で完結なのに、まだ先があるとは…。

どういう展開になるんだろ？ママと一緒に暮らして普通の介護漫画にはならないだろうし。先が読みたいような読みたくないような…怖い作品になってきた(´ｰ`A;)

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