2022年F1第19戦アメリカGP決勝はフェルスタッペンが優勝!

https://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20221024_0095/
今季13勝目!通算33勝目

ディートリッヒ・マテシッツ総帥が逝去した週末のレース。何としても勝ちたいレッドブル。でもポールはサインツ。フェラーリが速い。ルクレールはペナルティでグリッド降格が決まっていたけど、彼も速い。ルクレールのグリッド降格で2位スタートのフェルスタッペンは抜群のスタートで1コーナーでサインツをパスしトップに浮上。抜き返そうとするサインツにラッセルがガツンしてスピン。レースには復帰出来たけど、そのままリタイヤ。何やってんの?

トップに立ったフェルスタッペンは後続を引き離して、2位ハミルトンとの差は広がるばかり。1回目のピットインで更に差は開いたけど、ここでまさかのSC。ここからが面白くなった。他車がピットインする間にハミルトンは2位に浮上。さぁバトル開始!と思った矢先にアロンソのマシンがストロールのタイヤに乗り上げるアクシデント。アロンソはそのまま走行、ストロールはリタイヤ。このアクシデントがあとでドラマ(?)を生む事に…。SC解除後の35周目にハミルトン、36周目にフェルスタッペンが2回目ピットイン。ここでまさかの左フロントのガンのトラブルでフェルスタッペンは大きく順位がダウンしミルトン、ルクレールにも抜かれてしまうことに。残り20周弱。さぁどうするフェルスタッペン!39周目でルクレールをパスしたけど、ハミルトンまではまだ差がある。じりじり差を詰めるフェルスタッペンに逃げるハミルトン。ハミルトンの今季初優勝か?と思ったけど、50周目でついにハミルトンを捉えトップチェッカー。

凄いレースだった。去年の熱いバトルを見た感じだった。やっぱハミルトンvsフェルスタッペンは熱い。フェラーリが悪い訳じゃないけど、今季は最初の数戦以降はちょっと力の差を感じるレースばかりだったし…。

これでフェルスタッペンは今季13勝目。2004年のシューミィ、2013年のセブが記録したシーズン最多勝利13勝に並んだんだけど、ハミルトンが13勝到達してなかったのは意外だった。そして今レースでレッドブルのコンストラクターズチャンピオンが決定。セブとウェバーが在籍してた2013年以来の9年ぶりのタイトル獲得し、メルセデスの連続制覇が8年でストップ。これにはマテシッツ総帥も天でにっこりだったんじゃないかな。

いやぁ素晴らしいレースだった。勝てなかったけどハミルトンの凄さが際立ったレースだった。残り3戦。1勝はしそうな勢いだった。個人的にはメキシコGPはチェコ、ブラジルGPはハミルトン、アブダビGPはフェルスタッペン…になったら良いなぁ。とは思うけど、シューミィとセブの記録は破って欲しいような欲しくないような(^_^;)