むらさきのスカートの女

以前から気になってたんですが、ようやく読了です

「むらさきのスカートの女」

「近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し……（内容紹介よ
り）」

読後の感想は「思ってたのと違う」でした（笑）

私（語り手）は近所に住む紫のスカートの女が気になって仕方がない。何とか、その人に近づく為にあの手この手を使って、ようやくか近づいたと思ったら、その人は…って感じのストーリーです。う～ん。確かに紫のスカートの女が何者なのかって思う導入部はワクワクする。でも読んでいくと、あれ？って思うことに。謎の（と私は思ってる）紫のスカートの女は全然普通で、特段変わってる訳でもなく…あぁこれ以上はネタバレになってしまうので読んで欲しいけど、タイトルに騙されるかなぁって。本当に謎なのは…って感じで、謎は謎のままでってところかな。

でも一気に読めたので面白くない訳でもない。

ただこうなるかなって予想の斜め上を行って面食らったというか（笑）。不思議な作品でした

むらさきのスカートの女

• 作者: 今村　夏子
• 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
• 発売日: 2019/06/07
• メディア: Kindle版

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